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ホームページから問い合わせが来ない5つの原因と、直す順番

ホームページはあるのに、メールも電話も来ない。作ったときの費用を思い出すと、「また作り直しにお金がかかるのだろうか」という気持ちが先に立つ方も多いと思います。

この記事では原因を5つに分け、どれから手をつけるかの順番まで整理します。5つのうち4つは作り直さずに手を入れられます。切り分けは10分、最初の修正まで含めても半日が目安です。

先に結論:手をつける順番はこの5つ

順番 原因 どちらの問題か 作り直しが必要か 目安の時間
1 連絡先と問い合わせ先が見つけにくい 動いてもらう段階 不要(配置と文言の変更) 30分〜
2 フォームの入力項目が多い 動いてもらう段階 不要なことが多い 1時間〜
3 誰向けの会社なのかが書かれていない 動いてもらう段階 不要(原稿の書き直し) 数日
4 スマートフォンで読みにくい 動いてもらう段階 状態による 要確認
5 そもそも検索で見つかっていない 見つけてもらう段階 不要(時間はかかる) 数か月

多くの解説記事は「まず集客(5番)、次に接客(1〜4番)」の順で説明します。ただ、手を動かす順番は逆にしたほうが進みます。1〜4番は費用がほぼかからず今日から着手できる一方、5番は成果が見えるまで数か月かかるためです。

なぜ「作ったのに来ない」が起きるのか

問い合わせまでには、見つけてもらう(検索などからページに来る)と、動いてもらう(読んだ人が電話やフォームに進む)の2つの関門があります。やっかいなのは、どちらで止まっていても手元に届く結果は同じ「何も来ない」だという点です。分けないまま「SEOをやったほうがいいらしい」と手を出すと、後者の問題なら何も変わりません。

10分でどちらの問題かを見分ける

使うのは無料の「Search Console」です。検索パフォーマンス レポートでクリック数・表示回数・CTR・平均掲載順位が確認できます(2026年8月時点の仕様)。見るのは表示回数とクリック数の2つだけで足ります。

数字の状態 止まっている場所 進むべき方向
表示回数もクリック数もほとんどない 見つけてもらう段階 5番(検索で見つかっていない)
表示回数はあるがクリック数が少ない 検索結果で選ばれていない タイトルと説明文を見直す
クリック数はあるのに問い合わせがない 動いてもらう段階 1〜4番(読まれた後の問題)

3つ目、人は来ているのに問い合わせだけがない場合は、集客を増やしても同じ割合で取りこぼします。集客全体の切り分けは集客がうまくいかない原因を30分で切り分ける4つのチェックにまとめています。

5つの原因と、直し方

1. 連絡先と問い合わせ先が見つけにくい(30分〜)

問い合わせページはあるのに、そこへのリンクが一番下にしかない状態です。自分のスマートフォンでトップページを開き、指を動かさずに連絡手段が目に入るかを見てください。入らなければ、最初の画面に電話番号と問い合わせボタンを置きます。

文言も見直しどころです。「送信」だけでは押した先で何が起きるか分かりません。「まずは相談してみる(無料)」のように押した後が分かる言葉にします。

2. フォームの入力項目が多い(1時間〜)

項目は増えるほど途中でやめる人が出ます。相談段階で要るのは返信できる連絡先と、用件が分かる自由記述のふたつです。

  • 会社名・部署名・役職・住所をすべて必須にしていないか
  • ふりがな欄など、返信に不要な項目が残っていないか
  • 「※未記入の場合は受け付けられません」といった強い注意書きが並んでいないか

必須をやめるだけなら設定変更で済むことが多く、制作会社の管理下でも伝えれば対応してもらえます。

3. 誰向けの会社なのかが書かれていない(数日)

「高品質なサービス」「お客様第一」——どの会社にも当てはまる言葉だけでは、読んだ人は自分ごとだと判断できません。次の3つを1文ずつ埋めるところから始めます。

  1. どんな人・どんな会社からの依頼が多いか
  2. その人たちが依頼する前に困っていたことは何か
  3. 依頼した後、どうなったか

3つ目で実在のお客様の話を載せる場合は、掲載の許可を取ってから公開してください。業種と規模だけの匿名なら載せられることもあります。

4. スマートフォンで読みにくい(要確認)

文字が小さい、横スクロールが出る、ボタンが押しにくい、表がはみ出す。実機で開けばすぐ分かります。軽微なものは表示設定の調整で直せますが、画面幅に合わせて崩れる作りになっていない場合は、ページの構造から手を入れる必要が出ることがあります。

5. そもそも検索で見つかっていない(数か月)

表示回数がほとんどない、あるいは社名で検索したときしか出てこない場合がここです。打ち手は、お客様が困ったときに検索しそうな言葉で、その答えになるページを増やすこと。会社案内だけでは社名を知っている人にしか届きません。

よくあるつまずき

Q. 迷惑メールばかりで、本物の問い合わせが埋もれています。 画像認証などのスパム対策で減らせることがあります。届いたメールが迷惑メールフォルダに入っていないかも確認を。「来ていない」と思っていたものが届いていた例は珍しくありません。

Q. 直したら、どのくらいで結果が分かりますか。 1〜4番は変更後の数週間、5番は数か月単位で見る前提です。変化の大きさは業種や競合で変わるため、期間や件数をお約束できるものではありません。

自分でやる場合の限界と、作り直しを考えたほうがよいケース

1〜3番と5番は専門知識がなくても進められます。一方、次の状態では部分的な修正が追いつきません。

  • スマートフォンで全体が崩れ、画面幅に追従する作りになっていない
  • 更新の手段がなく、文章を1行変えるだけでも制作会社への依頼が必要
  • 制作を依頼した会社と連絡が取れず、ファイルの場所も分からない
  • 表示に時間がかかり、読み込みの途中で離脱していると考えられる

私たちTSUNAGUは、ホームページの制作と公開後の改善の両方をお手伝いしています。今のサイトを活かして直せるのか、作り直すほうが安く済むのかという見立てからご相談いただけます。費用感はホームページ制作の費用相場はいくら?で規模別に整理しています。

まとめ:今日やること

  • [ ] Search Consoleで「表示回数」と「クリック数」を見て、どちらの問題かを判定する
  • [ ] スマートフォンでトップページを開き、指を動かさずに連絡先が目に入るか確認する
  • [ ] 問い合わせフォームの必須項目を数え、返信に不要なものを1つ外す

3つとも今日中に終わり、次にやるべきことが数字で見えます。


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